速水敏彦「他人を見下す若者たち」(講談社現代新書)
この本の中で「仮想的有能感」という言葉が使われていました。
要するに、他人の能力等を全く知らない状態にも関わらず、他人を低いレベルの人間だと決めつけ、それにより自分を優れた人間であると思う感覚、だそうです。
心理学の立場から、色々な実験等の資料を用いて、仮想的有能感を持つ人にはどのような特徴・傾向があるか、というのが書かれていました。
自分に自信をもち、その自信が結果として他人を見下すことにつながることもあるようですが、この本によれば、「自信」による見下しは、まず自分の問題が先にきており、結果として相手を見下す、一方「仮想的有能感」は相手を下げることが先にきて、結果として自分が上であると認識する、という違いがあると書かれていました。(確かそのように書いていたはず)素直になるほどな、と思いました。
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