竹内薫「99.9%は仮説」(光文社新書)
「飛行機が飛ぶ仕組みは案外よく分かっていない」という出だしで始まる本です。僕がこれまで読んだ本の中で、飛行機が飛ぶ仕組みについて書かれていたものがあったのですが、実はその説明も論理が破綻しているらしく、結局のところ良く分かっていない、だけど飛んでいる、ということでした。
著者は、だらか悪いとか書いているのではなく、タイトルにもあるように、事実と思っている事柄についてはほとんどが仮説であり、その仮説も時代によって大きく変わる、ということが書いていました。ノーベル賞を受賞したものの、その後評価が180度変わった「ロボトミー手術」の事例などはかなりインパクトがありました。
一つの考え方、事実といわれるものに対する向かい方に柔軟性を持たせる必要があることを再認識させられる本でした。何だか難しそうですがかなり軽めのタッチで書かれた本なので簡単に読めます。
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